最近暑い日がありましたが、今日は涼しかったですね。
今年は北極振動の影響が強く出て寒い日が続きました。
2007年の夏には、北極海の氷が温暖化によって、
観測至上最小になったという事実がありながらも、
これだけの力強い影響を与えるのだから、
自然の力は人知では計り知れないものがあると思います。
かといって温暖化が進んでいるのは事実。
温暖化の原因が二酸化炭素であることに異を唱える
科学者はまだいますが、温暖化の事実を否定する科学者は
今は小数派です。
氷や氷河が解けているのは過去と現在の写真を
見比べればすぐにわかることです。
温暖化対策として省エネをすることは、仮に温暖化の原因が
二酸化炭素でなかったとしても、違った面で効果があります!
それは、
・化石燃料の資源を次世代へ引き継げること
・資源採掘による環境破壊を遅らせることができること
・二酸化窒素や二酸化硫黄などの大気汚染物質の拡散を防げること
・同時に酸性雨の抑制になること
また、現在問題となっているアメリカの海底油田爆発による
原油の流出などの、環境へ多大な影響を与える事故は、
私たちが化石燃料に頼っている限りなくならない事故です。
どんなに技術が進歩しても、こういった人為的ミスは必ず発生します。
つまり、省エネによって化石燃料への依存度を下げることが、
環境に影響を与える事故の、発生の確率を下げることにつながります。
省エネをすることは、温暖化対策だけでなく、環境全般を
保護することにつながります。
逆に、温暖化対策として間違っていることは、
原子力を推進していくことです。
温暖化は地球全体の気候を変化させ、「じわじわ」と生態系の
劣化へと影響を与えてきますが、
原子力の場合は、放射能が生命に与える影響は、「じわじわ」ではなく、
「即」です。
1999年に茨城県東海村の原発施設で起こった臨界事故で、
放射能を浴びた人が大変な状況で亡くなっていったことを考えれば、
原子力は本来は人間が扱うべきものではないというのが
わかります。
地球温暖化と放射能の違いは、
影響が出てくる時間がゆっくりか、すぐにか、
というものであり、人間を含めた生き物にとっては
温暖化も放射能もどちらも悪い影響ということになります。
何のために温暖化対策をするのかという、
根本的なことを考えれば、原子力は解決策にはなりえない
ことはすぐにわかります。
原子力も海底油田爆発のように人為的ミスが
必ず付きまといます。
どんな技術でも人間が扱う以上、100%完璧はありえない、
これは当たり前のこととして頭に入れておく必要があります。
温暖化対策で大事なことは、省エネ、省資源です。
これは私たちの普段の生活だけでなく、産業界も含めての
話になります。
特に大規模事業所で使われるエネルギー、資源は、個人の比になりません。
また交通の面では、基本は歩き、自転車が一番で、
その次に電車やバスといった公共交通、その次が自動車です。
田舎でなければ自動車がなくても不便は感じません。
歩いて暮らせる街づくりは、エネルギーの視点だけでなく、
高齢化社会という視点から見ても必要なことです。
歩くことは健康にもつながります。
「使うべきはエネルギーでなく、自分の体」です。
ながながと書きましたが、エコライフデーは
省エネへと意識を変える一つのきっかけだと思います。
なぜ、省エネをする必要があるのか、日本、世界で
どのような温暖化の影響、環境破壊が起こっているのか、
そしてそれらが人間や動植物に将来的にどのように
影響を与えてくるのか、そんなことを考えるきっかけに
してもらえると、うれしいなと思います。
6月13日のイベントはスタッフの方々が一生懸命企画
したものなので、是非遊びに来てください。
遠藤孝一
(私は今回スタッフではありません。)